--- 腕ってやつは、上がってると感じてなきゃダメなんだよ ---
最近、技術の本を読むのに比べて漫画やビジネス書を読む時間の方が長くなっている気がしています笑
というか友人に勧められることが多くなったというのが正しいですね。
今回は漫画「医龍」を読んでみてに感想を綴っていこうかなと思います。
内容
医療を舞台に各々がやりたいこと・めざいしているものに向かって日々葛藤しながら成し遂げようとする漫画かなと僕は思っています。
そして何よりここにでてくる「組織、チームのあり方」が個人的には良い刺激になったし、参考になるなと思いました!
チーム
メンバー
朝田龍太郎:主人公。天才外科医でチームのリーダーであり執刀医。
加藤晶:助教授にして心臓外科医。第一助手。
伊集院登:心臓外科の研修医。第二助手。
藤吉圭介:循環器内科医。理想的なNO1の内科医。
荒瀬門次:状態管理のプロ。麻酔医。
里原ミキ:オペ看(器械出し)のスペシャリスト。
研修医以外はその道のプロフェッショナルが集められたチームです。主人公の朝田がこいつと働きたいと思った人を勧誘していったチーム構成。
好きなシーン
誰かが助けてくれるのがチームじゃねえ。
死にものぐるいで、全員の役に立とうとするのがチームだ。
研修医が手術の第1助手だったかな?を務める時に藤吉が朝田に「いざとなったら助けてやるんだろ?」的なことを言った時に放った言葉です。
「常に全力で一人一人が物事に取り組む」当たり前のようでできていないことが多いと思います。「能力、スキルがないから・・」という言葉で逃げ道を作らずに立ち向かっていくことの大切さをこのシーンから感じました。また後輩指導のときにはこういう気持ちをもたせてあげるような環境を作っていかなきゃなとも思いましたな。
成長したから信じたんじゃない。成長することを、信じたんだ。
最初へっぽこだった研修医が主人公のもと、成長していっている姿をみて「研修医とその他の医者は最初から違った」といったような発言が出てくるときに放った言葉ですね。こういう気持ちで後輩に接することができると、なんとなくですが良い関係を築きあげることができそうな気がするのは僕だけでしょうか?笑
腕ってやつは、上がってると感じてなきゃダメなんだよ。
維持してると思ってんなら、落ち始めてるってことだ。
「医龍」には結構いいシーンあったりするのですが、個人的にはこれが一番好きなシーンですね。麻酔医はかなり腕が良いのですが、とあることをきっかけにお酒と薬に溺れます。しかし腕だけは良い。そんな姿をみて主人公が「酒と薬はもうやるな」と言います。それに対して麻酔医は「腕は落ちてねえ」と発言したときに放った言葉です。常に「誰よりも成長している」という自負が持てるくらいに、努力を続けなければいけないとケツをひっぱたかれる感じがしました笑。
最後に
漫画っていっても見方によってはだいぶ印象が異なると思います。また学べることが結構落ちているんだなとも思いました。実際問題としてこれを読んでどう思ったのか、そこからどう行動していくのか、と日々の行動や意識レベルに変換させてやっていく。そこまでやることで今の自分の引き上げになります。
1日1日階段を1つでも2つでも登っていきたいものです!
終わり。